clover-kのブログ

タイが好き。にゃんこが好き。ハンドメイドが好き。そんなことを綴っていきます。

猫が吐く理由

私は3年前に初めて猫を飼い始めました。

色々なことが初めてで戸惑うことばかり・・・

どうしたらいいのか・・・

私がいろいろ学んだ事、

まずは、猫が吐く理由を原因と解決策とともに

書いてみたいと思います。

f:id:kurouver-k:20220120124311j:plain

 

目次

 

1 毛玉を吐くため

猫はグルーミングを頻繁にします。

そのグルーミングとは、体中の毛を舌で丁寧に舐めてきれいに整えるんです。

猫の舌はザラザラしてて、毛づくろいに適しているんです。

とてもきれい好きな動物なんですね。

そこで、どうしても毛がお腹に溜まってしまうので、

それを吐き出すんですね。

初めて子猫が吐きそうにするのをみて、

びっくりしてしまいました。

吐きそうで、吐けなくて、

苦しそうにけほ、けほ、してたんだけど、

何度か繰り返して出さないままおさまりました。

その時は病気か何か変なものを食べて喉に詰まらせたのかと思って心配したんですが、

毛玉を吐き出したくて頑張ったんだけど無理だったって言うものでした。

 

最初はびっくりの連続ですよね。

 

毛の短い猫よりも毛の長い猫の方が毛玉を吐く頻度は多いのはもちろんです。

でも、きちんと飲み込んだ毛が吐けたり、

うんちと共に出たりしたら問題無いのですが、

中にはお腹の中の毛玉がぐるぐると大きくなって行って、

吐く事も、うんちする事も出来なくなることがあります。

その場合は内視鏡で摘出する、あるいは開腹手術によって

胃から毛玉を取り出すことがあります。

そうなると猫ちゃんも可哀想ですし、相当なお金かかってきます。

そうなる前に何か対策をしておきましょう。

猫は年に2回毛の生え変わり時期があります。

冬毛から夏毛、夏毛から冬毛の生え変わる時期はものすごい勢いで毛が抜けます。

猫ちゃんの背中の毛を持って引っ張ってみると、

とてつもない感じで抜け毛が手に残ります。

そんな時は、ブラッシングをしてあげる事が必要となります。

毛玉以前にお部屋の抜け毛を、減らすことができるので、一石二鳥ですね。

 

次にカリカリの猫ちゃん用ご飯の中には、

毛玉軽減、毛玉ケアなどと書かれたご飯もあるので、

そちらを主に選んでみるのも手です。

こちらのご飯は、猫が毛づくろいのときに飲み込んでしまう毛を、

便と一緒に排出しやすくしてくれるフードのことです。

 

そのご飯をメインにあげてみてください。

 

2 食べ過ぎたため

元気なのに毎日吐くのは何でだろう?と思ってしまうことがあります。

猫ちゃんも吐いたら苦しそうだし、毎日吐くってどういう事?って思いますよね。

その理由の多くは、食べ過ぎが原因の事が多いです。

元気な猫ちゃんとか、若い猫ちゃんはその可能性が多いです。

食べてすぐに吐いてしまうようであれば早食いの可能性もあります。

吐いてもその後ケロッとして元気な様子であれば心配することはないです。

食べ過ぎや早食いが原因なら、1回のご飯の量を減らし、

回数を増やすなどの工夫をしましょう。

ご飯とご飯の時間を短くしたらお腹が減りすぎるのを防げます。

そうすると早食いも食べ過ぎもなくなります。

 

3 ストレスから

猫はとても神経質な動物です。

色々な変化を敏感に察知してストレスを感じてしまいます。

 

私の場合、母猫と子猫を保護して飼い始めたのですが、

7カ月後に引っ越しをしなくてはならなくなったのです。

それも長距離の。

引っ越しをして連れて行くときには2匹とも車の中で鳴き通しでした。

やっと新しい家について2匹を家に離したのですが、

すぐにベランダに作った猫部屋の隅のほうに固まったまま、

中に入ってこようとはしませんでした。

3月でしたからかなりそこは寒く、

困ってしまって段ボールに電気アンカを入れてそこに入れておきました。

お昼に着いたのですが、夜になっても部屋のほうに入ってきません。

お部屋にご飯を入れて置いておいたのですが、全然食べようとしませんでした。

子猫の方は、2日目にご飯を食べ始めたんですが、

母猫の方はどうしても食べなくて、吐くようになってしまったんです。

胃の中に何も入ってないので、透明な液体を吐いていたのですが、

最終的には血の混じった液体を吐いていました。

困ってしまって3日目に動物病院に連れて行きました。

点滴を打ってもらって、少しご飯を口に注入されました。

少しずつこういう風にして朝・夕1日2回流動食のようなご飯を

無理に与えてくださいと言われ、帰されました。

母猫の方はなかなか捕まえるのが困難で、

動物病院に連れて行くのにやっとこさ捕まえてゲージに入れたのですが、

朝・夕-1日2回も捕まえるのが難しく、2日間のうち1回くらいしか

ご飯をやれなくて3日後に動物病院に連れて行ったら

先生にしこたま叱られました。

人間の1日は猫の3日に匹敵するから、

これ以上食べなければ内臓がおかしくなります、って。

そのあとは徐々に回復していって、

1週間後には食べることが出来るようになりました。

犬は人につくといいますが、猫は家につくって本当なんですね。

1カ月を過ぎた辺りから段々と家にも慣れてきてホッとしました。

猫ちゃんになるべくストレスを与えない生活を心がけてくださいね。

 

4 お腹が空きすぎたため

お腹が空きすぎて吐く理由は、胃酸過多を起こしていると考えられます。

長時間食べ物をとらずに、胃のなかが空っぽになっていると、

胃液が逆流してしまうことがあるのです。

これを防ぐためには、時間を決めて定期的にもしくは1回の量を少なくして、

何回かに分けるのを原則としてご飯をあげるとよいでしょう。

5 草を食べたため

猫は肉食動物ですが、イネ科のツンツンとした葉っぱのとがった草を

好んで食べます。

猫の体には植物を消化する酵素がないので、草を食べたいときは、

毛玉とかを吐き出したい時などに限られます。

うちの猫たちは、外に出さないようにしてるので、私が外に出たときは

玄関に来て外から草を取ってきてくれるのを待つかのように

いつも期待して待っています。

毎日何度も期待して待つので、毛玉を吐きたいためだけに

草を食べるのではないことがなんとなくわかってきました。

シャクシャクと噛んでいる様子を見ると、

ストレス解消にもなっているのかなって思います。

噛み心地がいいとか・・・

でも草を食べた後はすぐに吐いてしまいます。

毛玉の混じった時もありますが、噛んだ草だけを出すことも多いです。

毎日たくさんの草をあげるのはだめですが、少しは上げてもいいと思います。

 

6 まとめ

猫は吐くことが多い動物です。

毛玉を吐くのは当たり前のことですが、ブラッシングをしてあげる、

ご飯を毛玉軽減・毛玉ケアなどと書いてる

キャットフードに変えてあげるなど工夫してみてください。

食べ過ぎたり、空腹になりすぎたり、早食いしたりなどで

吐いたりする猫ちゃんには、1回のご飯の量を減らし、

回数を増やすなどの工夫をしましょう。

ストレスの少ない生活をさせてあげるように心がけてください。

吐いたものを見て血が混じってるとか、吐いた後で食欲もなく

いつもとおかしいなと感じたらすぐに動物病院に連れて行ってください。

いつも猫ちゃんを観察してあげてくださいね。