タイパンツって暑い夏にぴったりなアイテムなんです。
タイパンツの起源から、タイパンツのはき方、
良い点・悪い点など紹介いたします。
1 タイパンツの起源
タイパンツ【thaipants】とは、タイの伝統的なパンツのことです。
昔、南の島の漁師・船頭・ダイバーなどがはいていたことから
フィッシャーマンパンツともよばれています。
その名の通り、地元の漁師たちが日常着として着ています。
何世紀にもわたって 受け継がれてきたもののようです。
タイ語ではサ・ドーと呼んだり、
カンケーンレー(タイ語で漁師のズボン)と呼ばれています。
またタイパンツは締めつけの少ないパンツの仕様から、
タイ語で「サバーイ・パンツ」(サバーイ=楽・快適・気持ちいい)
とも呼ばれています。
エスニック(アジアン)ファッションの定番アイテムの一つです。
2 タイパンツのはき方
広げると2人は入れそうなウエストで、そこに長い紐が付いていて、
どっちが前か後ろなのかわかりません。
広げるとウエストはパンツの裾幅と同じなので、見た目は四角いぶかぶかパン ツです。
そして、股間に合わせると股上が胸の下ぐらいにあり、
余った布はどうしたらいいのかしら?
とにかくはき方を知らないと、どうしてよいやらわかりませんよね。
タイパンツの履き方は、ヒモのあるほうを後ろにし、
余った生地をどちらか左右片方に寄せ(または左右から)折り返し、腰ひもを締める。
余った生地は腰ひもの位置で折り返し綺麗に整える。
はき方を覚えると簡単なパンツです。
余った生地の寄せ方とかで、違った雰囲気になる感じです。
3 タイパンツの利点
サイズ調節ができるため、どんな体型の人でも快適に着用できます。
股ぐりが深く、動きやすいです。
なにより楽ちんです。
タイパンツは一度穿くとけっこう病みつきになります。
またちょっとした作業にも最適なのでアウトドアウェアや
リラックスウェアとしても使用されます。
夏の蒸し暑い時期なんかは、1枚でとても涼しくはくことが出来ます。
素材も軽く、夏のウェアとして適しています。
最近、オシャレなステテコが流行っているようですが、
それと似たような感覚で、肌にまとわりつかず風通しがいいです。
冬はインナーにスパッツ・レギンスなどと合わせて暖かくはけます。
素材は綿や麻が多く、生地も薄いものから厚手のものまで多種にわたります。
布地も綿、レーヨン、絹などで、それぞれに違った履き心地があります。
街中ではくと、おしゃれに見えます。
街中にはいていくのが恥ずかしいと思われる方は、部屋着にしても最高です。
楽だし、涼しいし・・・
締め付けがないので、ヨガやストレッチや武道をするときにもすごく楽で動きやすいです。
着慣れるとこんなに楽なパンツはほかにはありません。
食べ過ぎても少し紐を緩めればいいです。
男女兼用で元々大判なので、妊婦服としても愛用されています。
最近はタイパンツなどと呼ばれ、日本ではお洒落ではく人も多いですが、
もともとは漁師たちがリラックスして暮らすためのパンツです。
ゆったりとルーズにはきたい方にオススメです。
4 タイパンツの欠点
ルーズなパンツなので、ダイエットに向きません。
全体的にダボっとしたものなので、トイレに行く時に紐をほどくと
布が床についてしまったり、紐が濡れてしまう危険性があるので、
慎重にやらなければなりません。
はくコツを覚えるまでは、少し面倒くさく感じます。
5 まとめ
日本でもタイでも、タイ式マッサージ店では、
この手のタイパンツに着替えるところもあります。
ゆったりとして、リラックスでします。
夏がだんだんと暑くなってきましたよね。
今年の夏は、タイパンツをはいて涼しく過ごしてみませんか?
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[ファッション用語辞典]などから転用させていただきました。